OUR FIELD
『地誌東京研究会』設立のご案内(会長挨拶)
地誌東京研究会会長 内海 達哉
地誌東京研究会は東京都立大学のサークル「地域開発研究会」の元メンバーを中心に結成された研究会です。会の目的は、「地域の調査・分析を通じて、地域の課題解決に向けた取り組みや持続可能な将来像について記録・研究すること」です。「地域開発研究会」が活動した1970年代は、高度経済成長が終わり、各地で過疎・過密問題、公害問題をはじめとする地域問題が顕在化した時代です。その中で、公害問題は比較的解決されてきましたが、過疎・過密問題はますます拡大し、現代では東京一極集中がすすみ、地方の衰退がすすんでいます。こうした現状にあって、この研究会の活動の意義は高いと思います。
今後、会の活動を定期的にこのホームページや「地誌東京研究会会報」としてまとめ、発行していく予定です。多くの研究・巡検の報告を発表していきますのでよろしくお願いします。