2019年8月26日~29日 種子屋久巡検
I 巡検の趣旨
本巡検は,地誌東京研究会通算4回目となるもので、参加者は5名であった.以下,その概要を報告する.
本巡検の趣旨は,鹿児島県の離島である、種子島及び屋久島の現状について、2泊3日の短期間ではあるが現地を訪問することで、両島の持続可能な将来像に向けての取組や課題等を考察することをねらいとした.
II 日程・コース
8月26日(月)17時30分羽田空港集合,同月29日(木)19時20分同空港解散.
〇8月26・27日(火)
羽田空港→鹿児島空港(鹿児島空港H泊)→種子島空港(レンタカー利用)→犬城照葉樹林展望所→太陽の里中種子風力発電施設→中種子太陽光発電施設→マングロープパーク→千座の岩屋→種子島宇宙センター→門倉岬→西之表(旅館美晴荘泊)
〇8月28日(水)
西之表港→宮之浦港(レンタカー利用)→屋久島電工事業所→屋久島自然館→紀元杉→安房森林軌道→尾之間温泉→安房(民宿杉の里泊)
〇8月29日(木)
安房→千尋の滝・トローキの滝・大川の滝→西部林道→嶽野川水力発電所→永田浜(いなか浜うみがめ産卵場所)→八万寿茶園(無農薬栽培)→屋久島空港→鹿児島空港→羽田空港
III 巡検の概要
1. 種子島
〇人口減少が続く種子島にあって、豊富な自然環境や鉄砲伝来から続く歴史・文化、宇宙ロケット発射場などの島の特性と現状について
〇九州本土との送電ケーブルがない種子島にあって、再生可能エネルギー発電の利用状況について
2 屋久島
〇世界遺産指定から25年が経過した屋久島の開発状況について
〇国内9電力体制とは独立した屋久島のエネルギー事情について
〇日本で唯一残る森林軌道の現状について.
Ⅳ参考情報 ※題名をクリックすると原資料にリンクします。
「「自然と共生するスマートエコアイランド種子島」構想の実現に向けて」西之表市、中種子町、南種子町
種子島 上/中種子太陽の里 風力発電施設 下/中種子太陽光発電施設
屋久島 最上・上/屋久島電工 安房森林軌道 下/嶽野川水力発電所 最下/トローキの滝
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